ESSAY
秋が過ぎ、一気に読書エンジンがかかった。その先に『書く』がある。
星を追っていたら繋がった。
かつて人は星と共に生きていた。空を見て物語を想像し、天地の変動を読み解いた。いつしか人の世は明るくなり、仄かな光はその影に息を潜めてしまった。でも本当に大切なことは、見えないところにこそあるはずだ。
本を手に取るキッカケは人それぞれ。私の場合、『装丁』から関係が始まることが多い。
本の日に赤い薔薇を添えて。カタルーニャの風習。
オンラインのApple Storeで刻印サービスを利用した話。刻んだのは……
文庫本と相性がいい旅装
連なる山々を、気候や風土の異なる街から街へと渡り歩くことを想像するだけで、そわそわと心が浮き立つというものだ。
フィクションに思える光景や出来事も、もしかしたら世界のどこかにあるのかもしれない。 そう思えることが旅に出る理由にはならないだろうか。
一人旅のお供に、一冊の本をポケットにしのばせよう。【旅本】として旅先(興味のある土地)に関連する読書ログをはじめます。
不慣れな土地での一人旅という拠り所のない状況でこそ、得られるものがある。