米粒遊歩

旅のあれこれを手帳に書き残すように。

バウンダリー・オブジェクト -奇創・空想-

引き続きご覧くださっている皆様、こんにちは。

一つ前の記事でお知らせした通り、こちらの記事は移行先のno+e記事のご紹介です。

プロフィール記事

先日、プロフィールに設定している記事を大幅にリライトしました。

note.com

こちらのアカウントは、ポロと綺世という架空の語り手が運用しているという設定なので、それが伝わりやすいように、プロフィール記事は「それぞれが自分と相方を紹介する」形式を取りました。

加えて、それぞれの性格が何となくわかるように工夫しています。

 

有料記事もそのうち書きたい

実はno+e自体は、はてなブログを始めるより以前から、何ならno+eがローンチして少しした頃から使っていて、no+eが走り始めた初期の頃に、「どうすればネット記事に対して投げ銭文化を作れるだろうか」といったことを、書き手ユーザー同士でも色々と試行錯誤していたことを思い出します。

無料で読めるもの、聞けるもの、ネット上に在る非物質的な情報に対価を払うという感覚がそもそも無かったし、今の時代のサブスクリプションといったサービスの形式も、そういった潮流によって形作られてきたのかな、と。

 

はてなブログでも記事の販売ができるサービスとの連携が導入され、非物質的産物の価値の可視化が今後も進んでいくのかなと考えたりします。

 

ブログだと記事のビジュアルを整えたり、SEO対策をしたり、アフィリエイトや広告収入の入り口設置など様々なことが出来て、私自身もそれらを自分の手で触ってみることで、WEBデザインや記法なども含めて良い勉強になったと思っています。

 

書き手の仕事

no+eというプラットフォームは広告収入ではなく、記事の売り上げやその振込に対する手数料で運営会社が収益をあげるという仕組みで成り立っています。

だから書き手の仕事は、書いて書いて書きまくること。

それも「お金を払って読みたい記事」を書きまくること。

それが自分に合ったプラットフォームを育て、持続させる唯一の方法です。

 

もちろん、はてなブログのユーザーも、「はてな」という場所を守るためにできることを、ユーザー自らが考えて実行する必要があるでしょう。

現実的な世界の持続性についても、自分たちがいる場所を守るために、自分たちにできることを考える、という点では同じですし、今後はそういった姿勢がより大事になってくるのかな、なんてことを考えながら、最近は書いています。

 

最後に本紹介でもしておこう

もともと読書好きですが、公開する文章を書くようになって、ついでに小説を書いてみるようにもなって、「記述されたものを分析的に読む」習慣が自ずと生まれました。

一方で、その弊害とは言わずとも、どっぶりと小説の「おはなし」に浸れずにいることを不意に自覚することもあります。

 

そんな中で惹き込まれる本に出会うと、なかなかに感動するものです。

こちらのブログ内で、あるいは移行先no+eで、ゆくゆく掘り下げた内容を書くかもしれませんが、ひとまずは記事のおまけとして、取り上げておこうと思います。

 

こちらの作品をはじめに見かけたのはAmazon Primeでした。

けれどTOP画像がホラー過ぎて踏み込めず。

少し後になってオーディブルでも見かけ、作品の概要に目を通したりする中で、徐々に興味を唆られて気がついたら聞いていた作品です。

 

アンデッドガール・マーダーファルス

 

『ファルス』とは滑稽な笑い話のことですが、この作品にはどう考えても笑い話じゃ済まないようなものこそ「笑い飛ばしてやれ」というようなパワフルさがあるんですね。

 

それを語るキャラクターもかなりビビットで、その掛け合いがまた合間の小噺のようで凄く面白いんですよ。

結局オーディブルで聴き、アマプラでも見るといったように、どハマりしました。

絵もすっきりと綺麗だし、好みだったのかもしれません。

 

今回ここに載せるにあたって検索してみたところコミックスもあるようで、様々な媒体で展開するほど人気もあるのでしょう。

 

 

私は気に入った作品から作家読みに繋がるタイプのようで、最近はこの青崎有吾さんの作品がオーディブルに挙がっているのを見かけたら流れで聞くようになりました。

 

今聞いているのはこちら。

地雷グリコ

『アンデッドガール・マーダーファルス』と同じく、全体として物語が深まっていく連作短編の形式で、その点も私の好みなのかもしれません。

『アンデッドガール・マーダーファルス』も続きが公開されるのを心待ちにしているところです。

 

この本紹介はおまけのつもりで書き始めましたが、メインの話題みたいになってしまいました。

まあ、それが出版社から出ている作品の実力ということでしょうし、書く立場からしても読めば読むほど勉強になると思い知らされた作品でもあります。

 

ということで、締めくくりとします。

それでは、また。