移動中にPCを開くことはあまりないとは言え、喫茶店で一息つく時や、宿泊先で落ち着いた後は、少しずつでもブログ記事作成や小説執筆を進めたい。特に余計なものがなく、静かで快適なホテルの個室空間で過ごすまとまった時間は、執筆にもってこいだ。
ただスマートフォンで編集画面を操作するのは骨が折れる。折角の執筆の機会を快適に過ごすには、やっぱり大きめの画面と両手でキーボード操作できる環境が欲しい。
これまではMacbook Air(11inch, Mid 2012)を持ち歩いていた。
国内のミュージアムを連日点々と見て回るMuseum Tripの時も、もうかれこれ3年ほど前になるけれど10日間ほどオレゴン州を訪問した時も、PCがあって良かったと実感した。
が、重い。そして嵩張る。
旅の装備に関しては〈軽旅〉をコンセプトにしている私にとっては、11インチのMacbook Airさえもお荷物なのだ。
荷物はできるだけ小さく軽くしたい。その方が遠くまで行ける。
そんなワガママな願望を叶えるべく、長らく登場を待ち続けていたのがiPad mini (第6世代)だ。
iPad mini 第6世代 (以降はiPad mini 6と表記)は2021年9月24日に満を持して登場。そしてこの春ようやくiPad mini 6をお迎えすることになった。
このApple社製品の箱の蓋を摩擦に抗ってすうっと持ち上げる時、なぜかいつも緊張する。この時ばかりは〈軽旅〉のことを忘れて、モノの存在感とも言える重量によって、iPad mini 6をうやうやしく拝受するような気持ちになった。
小さくパワフルになった最新式の石版を手に入れてニヤニヤとしてしまう。
頼れる相棒になるだろうという確信めいた期待をせずにはいられない。
さて、(私にとっては)大事なことなので、iPad mini 6とMacbook Airのサイズと重量をこの機会にまとめて記録しておく。
公式にApple storeの商品ページにて公開されている仕様から抜粋したデータをまとめてみると、サイズは1/4程度に、重量は1/3以下に軽減されていて、体感的にも同じような印象がある。
即戦力となる期待の新人をお迎えして新たな幕開けを感じるのは、この季節の風物詩とも言えるだろう。
小さくて軽い荷物なら、ずっと遠くまで行けるのだ。