Tiny Journey

身軽に旅するミニマルバックパッカーの旅と読書の記録、時々手帳

日本と海外のトイレ事情

おはようございます

cometです

  

恐山へ行ってきた話の途中ですが、少し脱線します

 

スペインへ巡礼の旅に出るまであと2ヶ月ほど。

あちこちで航空機が飛ばなかったり、日本人の入国規制やビザ取り消しがあったり…

 

スペインでも観光施設も休館が相次いでいます

今はとにかく沈静化を目指すべし!ですね

 

先行きを考えても仕方ないよねってことで、未来は明るいと信じて黙々と準備する日々です

note.com

 

『マドリードの道』を歩くことにしてから、その周辺の寄り道したいスポットについても調べたりしています

note.com

 

こんな感じでnoteプラットフォームの方にせっせと書いていますので、良かったらご覧ください。

note.com

 

その中で、スペインのトイレってどんな感じだろうと調べてみました。

  • 公衆トイレの整備状況
  • 衛生状態
  • 有料?無料?
  • 使い方

など初めて行く土地のトイレ事情は気になるポイントの一つです。

 

わたしは旅の荷物の話をする時、生活の基本は衣食住という言葉をよく使います。

が、ライフサイクルという視点でもっと踏み込んでみると、食べる、出す、寝るが基本の行動であることに気付きました。

 

考えれば考えるほど、トイレってめっちゃ大事。日本のトイレ事情について再確認しつつ、海外のトイレ事情について考えてみました。

 

 

日本のトイレ事情

現代の日本のトイレって、どんな国の人も驚くんじゃないでしょうか。

家庭のトイレもどんどんハイテクになり、駅やショッピングモールのトイレはもはやテーマパーク! 

高速道路のSAのトイレなんて、使用中か否かをランプの点灯で遠くからわかるようにしてあったり電光掲示板で表示したりして、なんだか乗り物系の博物館にでも入ったかのような気さえします。

 

日常生活

日本のトイレの歴史を辿ってみると、用を足すための小さな空間に始まり、便器そのものにあらゆる機能を付与されるという方向で進化し続けていますね。

ぼっとん便所、手動ぼっとん便所、手動水洗トイレ、自動水洗トイレ…

温調便座、ウォシュレット、脱臭機能…

 

子供の頃の実家のトイレは手動ぼっとん便所でした。

  • 便器の下方に付いているペダルを踏む
  • 水がざーっと流れてくる
  • ある程度溜まるとその重みで便器内部の弁が下へぱかっと開く
  • 落ちていく

足で操作しますが、便宜上手動と表現しています。

 

吹き抜けではないのでほとんど臭いは上がってきません。

現在は一般的な手でレバーを引くと水が流れるタイプになりました。

 

子供の頃のトイレは簡単な物理の法則を利用した仕組みがわかりやすかったので、それはそれで良かったなあと思います。思い返すとレトロだなあとノスタルジックな気持ちにすらなります。

 

観光地

一昔前の日本の観光地やお店は、表は華やかだけどトイレ設備は後回しというイメージが有りました。あ、一昔前って昭和〜平成初期を指しています。要はわたしの子供の頃です。

 

でも現代のトイレは広くて明るくて、清潔感に溢れている

さっさと用を済ませて足早に立ち去りたい空間から、落ち着く場所になったと言っても過言ではない。

 

トイレがきれいな場所は流行る

そんな印象すらあります。

 

駅のトイレも陰気なイメージが有りましたが、最近は人が多い街からシンプル&モダンなトイレになりつつあります。

 

キャンプ場や山小屋

水が貴重でトイレ用の水を充分に確保できない、またはトイレの整備が難しい環境として、キャンプ場や山小屋があります。

仮設トイレのようなところもあれば、昔ながらのボットン便所であったり、使用済みの紙を入れるゴミ箱が設置されている場所もあります。

 

それでも施設によっては水洗トイレが設置されていたりして、大いに驚くことがあります。昨年snowpeakのキャンプ場を利用したのですが、あれ?キャンプ場ってこんな感じだっけ?と思ってしまいました。もちろん良い意味で。

 

日本のトイレの近代化の波は留まることを知らぬようです。

 

有難いことなんですけどね。

 

海外のトイレ事情

わたしが訪問したことのある国はアジア数ヶ国、スイスとその周辺国、米国です。
旅の履歴書ページ参照)

 

ブータン 

2016年に訪問したブータンの首都ティンプーのホテルのバスルームは、おしゃれで小綺麗でした。写ってないけれど、トイレも普通に便座で水洗式。

ティンプーで泊まったホテルのバスルーム

 

ホテルのバスルームが普通に快適だったで油断していました。

タクツァン僧院へのトレッキング開始前にトイレへ行っておきたいと告げると、我らがガイドのJさんはサラリと真顔で『青空トイレ』とおっしゃいました。

www.tinyjourney.xyz

 

腕組み&仁王立ちで胸を張って、漫画で言うなれば『ばーん!』とか『どーん!』とか太めの字で擬音語が描写されそうなシーンだったのをよく覚えています。

 

あ、そうね。登山口には大抵トイレあるやろうって日本の感覚丸出しよね。

失敬失敬。

ということで、その辺の茂みへGo!トイレットペーパーは習慣的に持参していたのでした。

 

因みに山の上のお寺のトイレは狭くて暗くて怖いタイプのトイレだったような…残念ながらうろ覚えです。 

 

スイス

スイスのトイレは大体どこもキレイめだったように思います。しかも基本的に紙も設置されていて、日本と同じ様に水に流せました。

 

主要鉄道駅のトイレは有料で、公共設備と言うよりサービス業に近いような印象を受けました。料金は240円ほど。必要にかられて利用するので、異常に並んだり、ペーパーや水の節約にもなるかもしれないなと思いました。

きちんと整備され頻繁に清掃が入るようで、非常に清潔でした。

 

ただ長距離鉄道の車両内に無料で利用できるトイレが整備されているので、そちらを使うほうが圧倒的に多かったです。降車駅が近づいてきたらトイレへ行っておく、列車に乗ればトイレにありつける、と遠方へ行くときはある意味便利でした。

 

そもそも、予めトイレへ行っておくって日本特有の風習かもしれませんね。

 

またデパートには無料で使えるトイレがありましたが、日本のように各階にというわけではなく、1つのデパートに1つか2つ程度の最小限の空間しか無かったように思います。

本当はそのくらいで充分なのかも。

 

あとは公園などにある公共のトイレは無料〜120円ほどで、それなりにきれい。

 

スイスのトイレは全体的にクリーンな印象でした。

 

タイ

2019年にバンコクでは飛行機から国鉄に乗り換えただけのアユタヤ弾丸ツアーへ行ってきました。駅チカのホテル泊ではなく、ホームステイという形態で遺跡群の近くに宿をとりました。

ホームステイとは言いつつも、グループごとに個室を貸してくれるので、滞在の雰囲気はホテルみたいなもんです。バスルームはこんな感じ。

アユタヤで宿泊した宿のバスルーム

トイレには水洗ボタンとシャワービデが付いていました。トイレットペーパーも1ロール。普通に小綺麗でした。

唯一右奥の深い竪穴(台の分だけ深さがある)は一体何に使うのかわかりませんでした。排水口の類もなく、ただの深い空間…

一般的な設備なのかな?

 

そういえば少し前に、同じはてなブロガーのダメラボさんがウォシュレットの話で、タイのトイレ事情についても書いていました。

www.imbroke-s.com

 

便器とは別にビデ用(お尻洗い用)の水桶があるという話。

自分でもトイレ事情を調べていると、ヨーロッパ諸国もこのスタイルが多いらしいという情報もひっかかってきました。

 

残念ながら、わたし自身はまだこのタイプのトイレに遭遇しておらず…

 

アユタヤでは博物館のトイレも借りましたが、日本のトイレと似たようなものでした。小さな街の公民館とか公立の小中学校のトイレをイメージしてもらえると、かなりそれに近い。

カフェのトイレも借りたけど、特別何か印象に残るような光景では無かったと思います。

 

また遺跡の密集する公園にあった観光客向けのトイレは、まるで日本の観光地にあるような立派な小綺麗なトイレでした。最近新設されたような雰囲気。

こちらは利用していないので外観だけのイメージですが、タイのトイレも日本のトイレの歴史を辿るような変化が始まっているのでしょうか。

 

もしかすると日本人観光客をさらに増やすために、トイレの整備に力を入れているのかもしれませんね。日本人はとりあえずトイレがきれいならば、安心してやって来そうな印象があります。(完全なる個人的見解)

 

スペイン

では、今年訪問予定のスペインはどうでしょう。

 

まず『トイレはどこですか?』はスペイン語で言えるように練習中です。

¿Dònde está el baño ? / ドンデ エスタ エル バーニョ?

 

慣れない言葉は呪文のようです。

ともかく自分の希望を伝えられることが大事!

これを唱えれば指差しなどで教えてもらえるはずです。

 

さて、スペインのトイレはというと…

  • 便座のないトイレが多い
  • 便座があっても汚いことが多い
  • トイレットペーパーがないことが多い

どうやら、あまり多くあってほしくないものが多そうです。

 

こちらのブログではスペイン在住のmoniさんがスペインのトイレ事情を紹介されています。  

moni0623.net

 

どうやらバルや駅のトイレでも汚いことが多い様子…

デパートやホテルで借りるのが良さそうです。それらが無かったり入りにくそうならバルへ。また有料のトイレは30〜60円程度のようなので、積極的に利用したらよいかもしれません。

 

バルのトイレを借りたら一杯コーヒーを飲んでいくなり、何か一品頼むなりして休憩していくと良さそうです。

 

ちなみに家のトイレは普通にきれいだそう。管理人のいるアルベルゲ(巡礼宿)なら大丈夫かな〜なんて楽観的に考えています。でも、トイレットペーパーは持っていこう。

 

また他のサイトで、照明がセンサーでオンオフする場合もあれば、自動でオフになるけれど再点灯させるためには手動でスイッチを押すという場合もある、という情報を見かけました。

どうやらトイレに入ったら、電気がついているうちにスイッチを探しておくという習慣を付けておいたほうが良さそうです。

 

アメリカ

アメリカは広い。その中でわたしが訪問したのはシアトル、ポートランド、ハワイと限られたエリアのみです。

ハワイの記憶は曖昧ですが、シアトルとポートランドを訪問したのは2019年です。

 

シアトルの航空博物館やポートランドの街なかのショッピングモールなどのトイレはきれいなものでした。だからあまり印象に残っていないくらいです。

 

ただ…

 

ポートランドの街を東西に分ける大きなウィラメット川の西側沿いに、広い緑地と長い遊歩道がが整備されています。

ポートランドのウィラメット川沿いの遊歩道

とても開放的で素敵な場所です。

わたしはわざわざ南の方までトラムを乗り継いで行って、この遊歩道を往復歩きました。往路で途中にトイレらしきものがあるのを認識していて、帰りに寄ることにしました。

 

入ってみて驚愕しましたね…

 

汚えええええェェ!!!

 

あ、すみません。キタナイ言葉遣いをお許しください。

 

個室ひとつだけの簡易トイレで、恐らく夜間には施錠するようでした。夕方だったこともあり、入っている間に閉められたりしないだろうかという不安になりました。

また食べかけ飲みかけの飲食物がそこらに置いてあり、まさか誰か棲んでるの?といった謎の雰囲気もありました。

何より便座に腰を下ろす気には決してなれない状態…

荷物を置いたり引っ掛けたりすることもできない

 

呆気にとられつつも、リュックを背負ったまま空気椅子スタイルで乗り切りました。

というかそうする他ない。

 

ですから、さきほどのmoniさんの記事を拝読して汚いトイレと空気椅子の話が出てきたときには、あ、あれかぁぁ…って思いました。

流石に少ししか手を付けていないまま置いてある謎の飲食物はないでしょうけど…

 

きれいな場所はきれいに使うし、汚い場所はより汚くしていく(ブロークンウィンドウ効果)という人間の謎の習性が発揮されているのかもしれません。

 

余談ですが、ポートランドのこの遊歩道の南の方の緑地は要注意です。まず腰をおろしている人はいません。

そこら中、糞まみれなのですよ!

そのあたりで休憩がてら買っておいたドーナツを食べようと思っていたのに!

予定外に北の橋の方まで歩いてからになってしまったので、空腹も相まってドーナツはめちゃくちゃ美味しかったです。

www.tinyjourney.xyz

 

犯人はこやつら!

緑地を散歩するグースたち

グースたちです。大きい!

川を親子で泳いでる光景は微笑ましいんですけどね〜

 

あちこち旅をするようになると、何かひとつの対象について比較しながら眺めてみると楽しいなあと思います。