おはようございます
cometです
散歩がてら重曹を買いにドラッグストアへ行ったら、トイレットペーパーもティッシュペーパーも棚がすっからかん
アメリカやヨーロッパでは食品類をも含め同様の現象が起こっているようです
人間は生物界のトップに君臨しているかのように錯覚しがちですが...
どう考えてもちゃいますね
恐るべしバイラスさん
(人間界ではバイラスさんを生物とはしていないけれど…)
さて、前記事では旅先でのトイレ事情について書きました
日本でも海外でもまだあらゆる土地を訪問したわけではないので、その他各地の事情も気になるところですが、トイレットペーパーって場所によっては有ったり無かったりします
というわけで、今回はトイレと紙について考えてみました
トイレと紙事情
今どきの日本で都会へ遊びに行くならトイレを見つけるのにに困ることって殆どありません。明るくて清潔感のあるトイレもかなり増えました。
そしてトイレットペーパーだって当たり前のようにあります。
トイレットペーパー
登山やキャンプ、行き先によっては海外旅行でも、念の為トイレットペーパーを持っていくようにしています。使った紙を封じ込めるための袋もセットです。
芯を抜いてしまえばコンパクトに収納できます。
- 丸ごとだと嵩張るので、ある程度使った残りを旅用に確保!
- 非常時持ち出し袋に入れておくのも良し!
- 使用済み紙の持ち帰り袋は現地で食べたおやつやパンの空袋でも可!
前の記事でブータンでのトイレ・エピソードをちらりと書きました。
余談ですが、現地で居合わせたタイ駐在勤務の日本人の方が鼻炎持ちで、余ったトイレットペーパーをあげたら『日本の柔らかい紙!』と大層喜んでいました。
良かった良かった
こんな形で誰かに喜んで貰えることもあるのね
子供の頃の話
子供の頃、いつも『ティッシュを持っていけ』と言って育てられました
大人も子供も、ハンカチとセットでエチケットですよね
確かに昭和の終わり頃の公共トイレは陰鬱なイメージがあり、嫌な予感がしたら大体ホルダーに残されているのは紙の芯だけ
確かに持っていて損は無かった
今、不慣れな場所へ出かける時の持ち物リストに『トイレットペーパー』を加えるのは、子供の頃からバージョンアップした習慣です
落し紙
それはそうと、落し紙(おとしがみ)ってご存知ですか?
わたしは高校生くらいの時に知りました
祖父の家を片付けていたら出てきたのです
昔はこれを折りたたんでポケットに入れてたんやけど、ポケットの中でボロボロになってな〜
とかいう母の昔話を聞くことに
いわゆるぼっとん便所の時代に使っていたとのこと
ロール型のトイレットペーパーの登場で、消滅したのかと思いきや今でも普通に流通しているようです
最近は水に流せるタイプもあり、犬の散歩の時などに持参するなど、まあまあの人気
回収してそのまま水洗トイレに流して処理できるのは便利ですよね
うちの犬の散歩の時はトイレットペーパーを使っていました
現代ではもはや形状の違いでしかないように思うのですが、実際どうなんでしょう?
使いたい時にさっと取り出せるという意味では、シュッと抜き出せる箱型が使い勝手がよいかもしれません
ロールはあくまでホルダーありきの商品
ただ『落し紙』という名前はあまり商品名としては使われていないような気もします
もっぱら『水に流せるティッシュペーパー』?
水に流せるティッシュペーパー
水に流せるティッシュペーパーといえば、ポケットティッシュ!
トイレットペーパーはガサガサ、ティッシュペーパーは柔らか!
『柔らかくて水にも流せちゃう』ポケットティッシュは貴重!
これが子供の頃の認識でした
そのせいか、持っていくけど使わずに済むなら取っておくみたいな独自の習性が出来上がってしまって、実はあまり使ったことが無いのです
にもかかわらず、数年前につい購入してしまいました
流せるポケットティッシュをスーパーのレジ横で見つけてしまったのです
『こびと図鑑』のパッケージに乗せられただけなんですが…
何年か前に流行りましたね、『こびと図鑑』
パッケージを面白がっていくつか人にあげたりした気がするけれど、自分ではまだ一度も使っていないという体たらく!
うちのポケットティッシュコーナーに格納されています
『水に流せるポケットティッシュ』に 格上の価値観を抱いていたものの、この度『水に流せるティッシュペーパー』が普通に市販されていることを知って慄いています
わたしだけじゃないはず!
ビジネスモデルを考えてみる
あらためて紙って凄いな、もはや紙様だな〜、なんて思いながら自宅でのんびり過ごす雨の休日に、こんな記事も書いてみました
スイスのバーゼルにある紙のミュージアムに行った時の話がベースです。バーゼルはミュージアムの街で、散歩しながらいろんなミュージアムにひょいっと入ってみることができます。
紙がなくなったらどうする?
それにもしトイレットペーパーが無かったらどうします?
こうしようかなというアイデアも出してみました
え?困る! を こうすればいいんじゃない? に変えられる瞬間って楽しい
紙のない時代は…
それはそうと大昔は紙がありませんでした
それに紙があっても庶民には流通していない時代だって
なかった時代は藁や縄で拭いていたと何かで読んだ気がします
そういう経緯を考えると、お尻に優しい時代になったもんだ
世の中にはこんな強者もいる
アウトドア系の雑誌でBE-PALってご存知ですか?
わたしはたまーに紙媒体を購入したり、ウェブページを読んだりしています。
何年か前に、旅の荷物について書いている記事を読んで『かとうちあき』さんという方を知りました。
肩書は『野宿野郎』編集長
かとうちあきさんは野宿歴19年の大ベテランです
(2016年の記事に記載されている情報なので、現在はもっとですね)
『野宿野郎』ってキャッチフレーズが『人生をより低迷させる旅コミ誌』なんだとか!
面白そうな予感しかしません
で、その方が書いた記事でこんなのがあったんです!
ふと思い出して、記事を探しちゃいましたよ
さらにこの記事の中で登場する野●ソの達人こと伊沢正名さん。自称『糞土師』
お名前で検索すれば『野●を続けて43年〜』という記事が出てきます。
自分が『おもろい!』って思うことを貫いている人は、ほんとにいい顔するんですよね〜
是非、どちらの記事も読んでみてほしいです。
で、この伊沢さんはおしりを拭くのに良い葉っぱを見つける達人でもあるのだとか!
中にはしっとりふわふわのトイレットペーパーより優しいんじゃない?という葉っぱもあるそう。もはや紙いらんやん。
本も何冊か出されていると知りました。
オモロイと思ったことを極めるひとから学ぶ
あらゆる場面で同じことが言えますが、技術革新と共に『廃棄物』は目に触れる機会が減り、意識の片隅からすら追いやられてしまいます。
でもその行方を知っているか否かで、消費生活の仕方も変わってくるでしょう。
お子さんのいる家庭では、是非そういったことをわかりやすく描かれた絵本を取り入れて欲しいです。大人だって絵本を読むとわかりやすく勉強になります。
わたしは子供の頃、この絵本で勉強しましたよ。
旅先のトイレのことを調べていて、トイレットペーパーから葉っぱの話に行き着くとは…
しかし野宿旅をしたい者にとっては、これは乗り越えるべき試練なのかも
ハードル高いな…と感じているわたしはまだまだ未熟ですねぇ