Tiny Journey

身軽に旅するミニマルバックパッカーの旅と読書の記録、時々手帳

一人旅の設計図 - カミーノ、ゴッホ、北欧を巡る旅

おはようございます

cometです

 

やりたいことをやろうとした時、時間やお金の問題に直面することがあります。

でも一旦無視して計画し始めると、いつの間にか前進している。

そういうものじゃないかなあ。

だからこれから!と妄想している一人旅の計画を真面目に書いてみます。

今回は海外の話です。

 

 

旅のテーマ

行ってみたい場所や興味のあることは星の数ほどあります。

片っ端から書き出すとキリがありませんが、2大テーマはコレ!

  • ロングトレイルを歩く旅
  • ミュージアムを巡る旅

 

歩いてみたいロングトレイル

興味のあるトレイルは沢山あります。

  • ロイガヴェーグル(アイスランド)
  • キルキュフェットル(アイスランド)
  • パシフィッククレストトレイル(アメリカ)
  • ミルフォード・トラック(ニュージーランド)
  • オーバーランド・トラック(オーストラリア)
  • プリトヴィッツェ(クロアチア)
  • プレーケストーレン(ノルウェー)
  • マチュピチュ、ワイナピチュ(ペルー)

これはほんの一部。

残りの人生ずっと歩き続ければ、全部行けるんじゃないでしょうか。

力尽きたらそこで終わりという人生が理想です。

 

でもこれらのロングトレイルは誰かと一緒に歩きたいなあ。

荷物を背負って歩くのが好きな2人か3人くらいで。

 

ここでのミュージアムとは

その土地の歴史的・文化的なことを知ることができる場所全般を含みます。

『世界遺産だから行っておかねば』とは思いませんが、『世界遺産になるにはそれなりの理由がある』からその背景には興味があるし、現地での扱われ方やその場所の存在感を体感したいと考えています。

 

また美術館は人の営みから生まれたもの博物館はNatural History(自然史)図書館は人類の叡智建築は人類の為せる技を扱っていますから、これらも興味の対象です。

 

つまりこういう旅がしたい
  • ロングトレイル:各地の自然環境に触れる旅
  • ミュージアム:各地を文化人類学な視点で眺める旅

と言い換える事もできそうです。

 

結局のところ地球上で人間がどうやって生きてきたかに興味がある、ということです。

 

また、どうやって生きてきたかを知ることは、この先どうやって生きていこうかとイメージすることと表裏一体であると考えています。

 

 

一人旅の設計図

さて、ここからが本題です。

一人旅にこだわっているわけではありませんが、一人でも行こうかなと現実的に考えている3つの旅があります。

 

  • カミーノ巡礼(スペイン)
  • ゴッホを巡る旅(オランダ・ベルギー・フランス)
  • 北欧周遊(北欧諸国・バルト三国)

 

カミーノ巡礼(スペイン)

わたしがスペインという国に興味を持ったのは『オリジン』(ダン・ブラウン 著、越前敏弥 訳)をAudibleで聞いたのがきっかけです。

 

それまでもガウディの建築物やピカソ美術館などがあるバルセロナにぼんやりとした興味があったのですが、『オリジン』では芸術作品や建築物、サイエンスや宗教などが全て現実に存在するもので、その上でマドリードの王宮やビルバオのグッゲンハイム美術館、セビーリャ大聖堂、バルセロナのカサ・ミラなどスペイン各地を移動しながら話が展開していきます。

 

土地勘が無いものだから、地図を確認しながら何度か聞きました。まるで自分もスペイン各地を旅しているような心持ちで楽しめるので、『オリジン』はめちゃくちゃオススメです。

【Amazon.co.jp 限定】ダン・ブラウン『オリジン』文庫上中下巻セット 特製MAP付

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  • 作者:ダン・ブラウン
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/03/26
  • メディア: 文庫
 

 

グッゲンハイム美術館の『霧の彫刻』はぜひ見てみたいと思っています。日本人アーティストの中谷芙二子さんの作品ということも、『霧の彫刻』というものもはじめて知りました。1970年の大阪万博ペプシ館での演出が『霧の彫刻』の始まりだったのだとか。

 

そんな風にスペインへの夢が膨らみ、スペイン関係の情報を拾っているうちに『カミーノ』というワードをちらほら見かけるようになったのです。 

 

カミーノとは

カミーノ・デ・サンティアゴ(Camino de Santiago)は「サンティアゴまでの道」という意味です。「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」という街のサンティアゴ大聖堂へ向かう道を指します。徒歩や自転車、馬やロバで往く人もいるそうでなんだかわくわくします。

 

 

この道をゆくスペイン巡礼はキリスト教徒の三大巡礼のひとつです。

 

<キリスト教の三大巡礼地>

  • サンティアゴ・デ・コンポステーラ(聖ヤコブの墓を詣でる道)
  • エルサレム旧市街(キリストの墓を詣でる道)
  • バチカン市国(聖ペトロの墓を詣でる道)

 

世界に2つだけ、世界遺産の巡礼路

カミーノは日本で言えば、四国お遍路やお伊勢参り、熊野詣のようなものでしょうか。

 

熊野古道の一部を歩いたことがあるのですが、サンティアゴ巡礼路と共に世界遺産に登録されています。

  • サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路 [1993]
  • 紀伊山地の霊場と参詣路(熊野古道)[2004]

共に世界文化遺産に登録された数百kmの巡礼路です。

 

DUAL PILGRIM

サンティアゴ・デ・コンポステーラと熊野古道のある和歌山県田辺市は観光交流協定を結んでいます。

2つの道の巡礼を達成した巡礼者を『二つの道の巡礼者(DUAL PILGRIM)』と呼び、限定ピンバッジを贈呈してもらえるのだそうです!

 

なにそれ!めっちゃ楽しそう!

 

こうして沼にハマっていくわけですが、カミーノにはいくつものルートがあります。

 

どの道を選ぶのか

『カミーノ巡礼』を大筋として考えていますが、先にも書いたとおりスペイン各地に興味があります。ですからそれらを周遊しつつ、サンティアゴ大聖堂を目指すという旅にしたいと考えています。

カミーノの前後に『旅行』をくっつけてもいい。

 

ロングトレイルとミュージアム・トリップの合せ技。

まさにわたしのためのプロジェクト

 

興味のあるルートは次の3つです。

  • フランス人の道(メジャーで整備されている)
  • 北の道(海を眺めながら歩く)
  • ポルトガルの道(隣国を北上)

 

アルベルゲ(巡礼宿)や標識がしっかりと整備されていて見どころも多いということから、はじめに歩くなら『フランス人の道』かなと考えています。スタートしていきなり標高差約1,200mのピレネー越えの洗礼を受けるとのことで、歩きごたえもありそうです。

 

何度か行くことになるのだろうけれど、いろんなルートを歩いてみたいなあと思っています。 

 

 

ゴッホを巡る旅(オランダ・ベルギー・フランス)

さて突然ですが、わたしはゴッホが好きです。

好きな画家は沢山います。ルノワール、セザンヌ、モネ、ゴーガン、マグリット、ダリ、ピカソ、ボス、ブリューゲル…

ただゴッホほど、生き様そのもの、その人そのものを描いた人はいるのかなと感じるのです。まだ短い絵画鑑賞歴の私ですら。加えてゴッホは事情を抱えつつも各地を旅した画家です。ハーグに始まり、パリ、ノルマンディー、そして南仏アルル。

 

上野の森美術館のゴッホ展へ行ってきたのですが、『ハーグ派』時代の絵は誰の絵?と思うほど衝撃的でした。

ほんとにゴッホ?と。

 

わたしがはじめて観たゴッホ展は『巡りゆく日本の夢』でした。もちろん他の企画展でも度々鑑賞しました。ただゴッホのメジャーな作品ばかりに注目して、勝手にイメージを固めてしまっていたのです。それが良い意味で打ち砕かれました。

 

今回のゴッホ展の公式図録は装丁も素敵で『糸杉』の表紙の方を購入しました。

そろそろ兵庫県立美術館へも巡回してくるので、もう一度行こうかななどと画策しています。

 

ゴッホの軌跡

そんなわけでわたしもゴッホの辿った道をなぞり、ゴッホが眺めた景色、そして日本と重ね合わせた景色を見てみたいと考えるようになりました。

 

しかもこんな本まであるのです。

ゴッホの地図帖 ヨーロッパをめぐる旅

ゴッホの地図帖 ヨーロッパをめぐる旅

 

狙いすましたかのようにゴッホ展のミュージアムショップに並んでいました。

こりゃもう巡るしかないなと。

 

ゴッホ展のあと、『永遠の門 ゴッホの見た未来』という映画も見に行ったことで、よりその光景を見たいという気持ちが強まりました。

 

イメージするルート

大筋はオランダからベルギーを経由してフランスへと南下します。

 

まずはアムステルダムの『ゴッホ美術館』へ

じつはゴッホの作品は各地に散らばっていて、この『ゴッホ美術館』にはそんなに収蔵されていないと耳にしたのですが、一度は行っておきたいミュージアムです。

 

そして、ゴッホが初期の作品を描いた『ハーグ』へ

 

そして『ベルギー』へ移動します。

ベルギーでは絵を描いていたというよりも、それ以前にキリスト教の伝道師となるために活動していたようです。

 

それはそうと、チョコレート好きとしてはベルギーチョコレートは食べておかねばなりませぬ。それにブリュッセル万博の球体モニュメントも見てみたいし、『フランダースの犬』のモデルになった街アントワープの街にも興味がある。

 

ごめん、ゴッホ

ベルギーへはただの観光客として行く可能性が高い

 

そして『パリ』

パリにはちょっとばかし長居しそうな予感がします。

  • ルーブル美術館
  • オルセー美術館
  • オランジュリー美術館
  • ピカソ美術館
  • ロダン美術館
  • ノートルダム大聖堂
  • モンマルトルの丘

行きたい場所がたくさんあります。それにパンも美味しそうだし。

あ、あと高知県にある『国虎うどん』のパリ支店が日本食街にあるらしいから、パリへ行ったら一度は行こうと思っている。国虎うどん、美味しいんだよね。パリのはどんなだろう。

 

それに多くの画家が訪れた『ノルマンディー』地方へも少し足を伸ばしたりして、のんびりするのもいい。

 

そして『リヨン』あたりできれいな町並みを眺めつつ南下する。

 

 

そしてローヌ川を下って『アルル』へ。ここまで来るともう海がすぐそこです。

『アルル』は黄色い家でゴーギャンと共同生活を送った土地であり、あの『ひまわり』を描いた場所であり、痛ましい耳切り事件の地でもあります。

 

そして精神病の療養地『サン=レミ』へ

 

旅の終焉

なんだかゴッホのことだけを考えながら旅をすると胸が張り裂ける気がする(実際にはお腹のほうが張り裂ける)ので、このあと『カルカッソンヌ』へ行こうと思います。

 

ボードゲームの『カルカソンヌ』のモデルになった都市ですね。

機会があれば行ってみたいと思っていました。 

カルカソンヌ (Carcassonne) ボードゲーム

カルカソンヌ (Carcassonne) ボードゲーム

  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

欧州最古の城塞都市で世界遺産にも登録されています。

  • 歴史的城塞都市カルカソンヌ [1997] 

 

ちなみにボードゲームが発売されたのは2000年。

一度だけ遊んだことがあります。

 

かなりざっくりとしていますが、このような流れで巡りたいと思います。

さっきのあの本を読んでもっと勉強しよう。

 

それはそうと、流れでこのままスペインへ乗り込めそうな気もします。

 

 

北欧周遊(北欧諸国・バルト三国)

さて、カミーノ、ゴッホときて最後に北欧。

なぜ北欧に行きたいか?

特に理由はありません。

 

細かい話をすれば各国に興味があります。

環境先進国、IT先進国、デザイン先進国… 魅力的な要素が盛り沢山です。

もちろんミュージアムもたくさんある!

 

金銭的、時間的なことを考えると一気に巡るのが効率よく感じます。

 

でもそんなことより、こうして地図を眺めると…

なんだかぐるっと一周回りたくなります。

 

しかもこのあたりは船で国境超えができるのです!

 

なにそれ!楽しそう!

 

しかも内海だから穏やかそう(イメージ)

 

うまくいけば、船で移動と宿泊を兼ねることができるかもしれません。

 

想定しているルート

スタート地点はドイツの『ハンブルク』、ゴールは『ベルリン』です。

 

ハンブルクからデンマークのコペンハーゲン、そしてノルウェーのオスロへ

コペンハーゲンからオスロへは船で行けたと思います。

 

現地でノルウェーのトレッキングの『プレーケストーレン』の情報収集をするか、いっそのこと行ってしまってもいいかも。

 

ノルウェーは縦に長い。北部も気になる…

でもここはスウェーデンへ

 

オスロからスウェーデンのストックホルムまでは夜行列車に乗りたい!

楽しい!&宿代の節約になる!

 

スウェーデンといえば、IKEA。

『ホームファニッシング』という概念の基礎を築いた画家カール・ラーションが夫婦で作り上げた小さな家、Lilla Hyttanas(リッラ・ヒュットーネス;「小さな家」の意) には是非行ってみたいと思います。

実際に暮らしていた家で、今はミュージアムとして開放されているのです。

2018年に東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催された『カール・ラーション スウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家』という展覧会で知りました。

 

そしてストックホルムからフィンランドのヘルシンキへ

そしてエストニアのタリンへ

ちょっとだけロシアのサンクトペテルブルクへ足をものばすのもいいかもしれない

とにかくこのあたりは散歩に次ぐ散歩をして、街を歩き倒すつもりです。

 

いよいよバルト三国へ

エストニア国立博物館は日本人建築家の田根剛さんの作品です。

旧ソ連軍の軍用滑走路を利用して造られたちょっと見たことがない見かけのミュージアムです。エストニアは1991年に旧ソ連から独立。その当時の人々の記憶を象徴するような存在です。

「その場所の記憶」をテーマに建築を創る建築家としても知られています。

 

2018年に東京オペラシティアートギャラリーで開催された『Archaeology of the Future - 未来の記憶』展で、エストニア国立博物館の模型を見ましたが、とにかく長い!(笑)

言われなかったら、何かの施設なのかどうかすらわからないかもしれません。

 

エストニアへ行くなら、絶対に訪問したいミュージアムです。

 

田根さんといえば、2012年の新国立競技場のコンペで『古墳スタジアム』という斬新な提案をしてファイナリストに選ばれた方でもあります。こちらの模型もありました。

その場所の過去を徹底的に調査して、未来への記憶につなげるというコンセプトで活動されている建築家で、その取り組み方や興味の向け方にとても共感できます。

 

実際には紆余曲折を経て、新しい国立競技場は隅研吾さんの設計した『杜のスタジアム』として完成しました。国産木材をふんだんに使用した世界でも珍しいスタジアムだと言われています。

こう考えるとおふたりとも『場との調和』を大事にしているのかなあという印象を受けます。

 

あ、少し話が逸れてしまいましたが、バルト三国へやってきました。エストニアはIT大国だなんて言われています。キャッシュレスの支払いはもちろん、観光客として行ってITの浸透具合をどこまで感じられるかが気になります。

 

バルト三国は行った人たちみんなが良かった!と言っているような気がします。ただ知識がなさすぎてこれ以上書けない。ラトビア、リトアニアと巡って、ポーランドへ向かいます。

 

じっくり過ごしたい国

実はポーランドはゆっくり過ごしたい国です。

  • ヴィエリチカ岩塩坑
  • アウシュビッツ強制収容所
  • タトラ山のトレッキング

など見どころも多い、

比較的治安もよく、物価も安めと聞きます。しばらく過ごしてみたい国です。

 

その後、スロバキアやチェコにも寄るかもしれませんが、ベルリンを目指してこの旅は終了です。

 

 

とりあえず荷物を用意してみた

情報が濃いところ薄いところがありつつも、こうして書き出してみると一歩進んだような気がします。ぼんやりと考えていることでも、『書く』ことで具体的になります。

 

ミュージアム・トリップやトレッキング、ソロキャンプなど日本国内でやっていることを外国でもやってみたいし、外国でもやるためにコツコツ練習しているとも言えます。

何事もできる時にできることからの精神で。

 

その流れで、荷物に関してはもう大体これくらいのものを持っていけば事足りるんじゃないかということがわかってきました。

 

実は少し前からカミーノに行くなら?という設定でパッキングリストのリストアップを始めて、年末頃には本格的に考え、先日バックパックに詰めてみました。

 

ここまでしてみると、なんだかいつでも出発できそうな気になってきます。

行かない理由はどこにあるの?

 

ひたすら歩く道と山と空

 

先走ってルートを追ってみた話

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カミーノへ行くつもりで荷物を準備してみた話

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