おはようございます。cometです。
先日日本卵サンド協会会長のたま男さんのブログ記事を見て、居ても立っても居られなくなったので、大阪方面での用事に託けて『マルキ喫茶』さんを訪問して参りました。
マルキ喫茶にて
『マルキ喫茶』さんはインテックアリーナ大阪のすぐ近く!
とかなんとか知った風ですが、はじめて降り立った地です。
最寄駅『朝潮橋』のトイレはめっちゃ広くてきれい。しかし便座が冷え冷えで、ふぎゃ!(心の声)ってなりました。油断禁物。くじけず、広くてきれいな歩道を歩いていくとすぐにお店に到着します。
たま男さんは流石『たまごばっかりサンド』をチョイスされていたけれど、わたしは『ミックスサンド』をチョイス!
コーヒーも楽しみにしていたのですよ!豆はグアテマラがお気に入り。
いつもその店のブレンドかグアテマラの二択なのだけど、先日インドのコーヒーを飲む機会があり、インドってあんまりコーヒーのイメージ無かったな〜とか考えていたら、色んな産地のコーヒーを試してみようかなという気になって。
そもそもグアテマラもたまたま飲んでみて、飲みやすいなあと定着しただけやしな。シグリというパプアニューギニアのコーヒーをチョイス。しかし、わたしにコーヒーの品評を求めてはいけない。スッキリしていて美味しかった!くらいしか言えないのだから。何も考えずに飲んでほっとできればそれで良いのだ。
はい、とかなんとか言うてる間にわたしの元に届きました!
な、なんじゃこりゃー!
楊貴妃(719-756)とクレオパトラ(BC69-BC30)の時空を超えた競演!?
なんて神々しいんだ…
コーヒーカップも上品…
もう我慢できない!!!
パン…
なんやこの羽毛布団は!
ふわんふわんやんかー!
ほんのりあったかくて、優しくとろけるたまご。
あっちゅーまでした。美人薄命って、こういうことなんですね。
ちなみにGoogle map上では現金のみ(2019年11月現在)と表示されていますが、『スクエア』を導入されているのでクレジット決済が可能でした。
大阪での用事とは
さて、わたしの用事です。わたしの用事といえばアレでしょうね。
ミュージアム!
良い天気。ミュージアム日和だ。
— Comet🦖ロングトレイルを歩きたい (@comet_41) 2019年11月15日
関西文化の日は今日明日がメイン。
万博公園とその界隈も無料で入場できるし、国立国際美術館へ行った後に中之島界隈を散歩するのもいい。
文化の日は無料開放ミュージアムへ - 🚃Tiny Journey✈️ https://t.co/xjk05XY8aJ
とか言いつつ、わたしはキャンプへ行ってましたから。
みんながミュージアムへ流れているスキにわたしはキャンプだぜと思っていたけれど、人は普通に多かった。むしろ超キャンプ日和だったと思う。
さて、見えてきました!あの羽根みたいなのが生えているところです。
なかなかの青い日ですね〜。
カメラを向けるとハトが視界に飛び込んできました!まるでオレの羽を見ろとでも言わんばかりにさりげなく写り込んでいます。(右下) なんでやねん。
裏手から向かいます。
あ、今回もちゃんとこのミュージアムセットを持ってきましたよ。
まとめておくと、かばんにヒョイッと入れてくるだけでいいので便利です。というか忘れ物せずに済むから助かる。
今回の目当てはこれです!
『ウィーン・モダン展』@国立国際美術館
入り口の立て看板をパシャリ。
こちらの美人さんはエミーリエ・フレーゲ。モードファッション関連の企業家で、画家であるクリムトとは結婚こそしていないものの、生涯のパートナーであったとか。
互いに経済的・精神的に独立していながら生涯を共にした…なんて羨ましい関係!これからの日本もそういう関係性が増えるんじゃないかな〜なんて思っているけれど、どうでしょうねえ。
この方は女性をコルセット(細腰にするための装具)から解放した『改良服』と呼ばれるゆったりとしたワンピースを開発したのです。ハプスブルク家の面々が統治する時代の人間の腰はここまでは細くならないよね?と思うようなドレスの展示があり驚愕していたので、後に『改良服』が現れてほっとしました。コルセットを装着しても大して細くならなさそうなわたしは、当時なら討伐されていたかもしれませんからね。
展示は絵画のみならず、食器や家具、衣類、建築の図面や模型と多岐にわたり、かなり見ごたえのある展覧会でした。軍用カトラリーセットっていうのがあってちょと驚き。ナイフやフォークが持ち手と先端をねじ式で組み立てる、収納時は分解するという構造。ピクニックセットとも言うな。
現在のアウトドア用品のプロトタイプなのかなあと思ったらなおさら興味が。

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わたしは100均で購入した子供用の短い箸を使っていますけどね。
ウィーンは近代化の過程で、シンプルに機能美をデザインして、それでいて生活が楽しくなるようなものづくりが発展していったようで、すごく興味のある街のひとつです。
いつか行ってみたい。いや、行こう!
オーストリアへはかすめる程度に入国したことはあるのですが、城でカツレツ食べただけで…
シャッテンブルク城(これも博物館的な扱いなのかな?)の中のレストランにて。
大きめの皿やのに、アタマもオシリもはみ出しとるやん。
レモンは通常サイズです。
わたしの唯一のオーストリアの思い出はこれだけ。そろそろ塗り替えてもいいんじゃないでしょうか。
ウィーンへ行きたい
ウィーンへ行ってやりたいことのひとつは街歩きです。
皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の時代にウィーンの街を取り囲んでいた壁が撤去され、その跡地に整備された『リンク通り』。街をぐるっと囲うように走るこの道沿いには、新しい建物も歴史的な建築様式の建物もあるということで、なんだその変遷をたどるように歩いてみたいのです。
ただ単に近代化を推し進めるだけでなく、豊かな芸術を育む形で育っていった街。もちろん元の統一感のある町並みも眺めてみたい。1900年代に入った頃に都市機能として整備された路面電車や鉄道網もほとんど残っているということで、そりゃあ乗ってみないとなあと夢は膨らむばかりです。
さて、日も暮れかかっているので帰りましょうかね。
美術館の近くに広くてきれいな水路があって、ここにも似た雰囲気のオブジェが。
お月さまかな〜?
いや、ちゃいますね。『BIG BANANA』って書いてありました。
大阪・中之島界隈のマンホール。何気にはじめて見たかも。やっぱ水路だよね。
では、また〜