おはようございます。
cometです。
今年の終わりがすぐそこなんて信じられないなと思う今日このごろです。
あ、年末の大掃除はしません。
寒いし、年末の慌ただしさを1年の他の時期へ分散する作戦です。
気候的にも良いゴールデンなウィークにやることにしているのです。
湿度が高まる前に一掃する!
本当はどこへ行っても人が多そうだから、家に引きこもっていただけ。
年末は普通の掃除と換気だけやって過ごします。
さて、わざわざ遠方まで出かけて行ってミュージアムを周遊する旅。
物好きと言ってしまえばそうなのかもしれない。そもそも自分でもなんでやっているのか分からない。ちょっとやってみて面白かったことが、いつの間にかじっくりやる対象になった。
そういうことって誰しもあるんじゃないかなあ。わたしだけ?
わたしの言うところのミュージアムトリップとは、目的こそミュージアムへ足を運ぶことで、もちろんスケジュールの骨格ではあるのだけれど、各地を周遊してその土地で過ごす時間を楽しむことだって大事な要素なのです。
どんなふうに行動しているのかということもたまには書いてみよう!
しかーし!
ミュージアムの内容云々はさておき、どちらかと言うとわたしの生態を晒すことになるだけですね。そんなもん誰が知りたいねんという話だけど、とりあえず書き散らしておくことにする。
先日のミュージアムトリップは
関西→埼玉→東京→横浜→箱根→小田原→三島→関西
とまあまあの移動距離だったので、足を運べたミュージアムは決して多くはない。
でも各地での滞在が面白かったので取り上げてみようと思います。
1日ごとに1記事。5日分書く予定です。
飽きたら途中で放置するかもしれないので、その時は察してください。
- 24時
- はじめて降り立つ土地
- あさごはん
- 埼玉県立近代美術館
- 予定は未定 -断念した計画-
- 郵政博物館
- 千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス
- スカイツリー
- 浅草牛カツ
- 夜の浅草寺
- おやすみなさい
24時
京都駅に到着。
ここから夜行バスに乗ります。長い一日の始まりです。
バスの発車時刻は24時45分………
眠い
いつものことですが、高速夜行バスでは熟睡。フル充電で朝が来ます。
はじめて降り立つ土地
ミュージアムトリップでは比較的東京へ行くことが多いのですが、今回降り立ったのは埼玉・新都心駅。はじめて来ました。
はじめて降り立つ場所は右も左もわからんので新鮮ですね。
なんだか広々とした広場があって、清々しい朝に磨きがかかっていました。
見知らぬ土地に降り立ったらとりあえず…
マンホールを探します。その土地のデザインマンホールの蓋。
ほらね、あったよここに。
デザインマンホールの蓋にはその土地の代名詞とも言える何かしらが描かれていてオモシロイです。
何でしょうね、これは。桜と鯉?
調べてみっかね〜と思ったら秒でこんな記事を見つけました。
え?レアなの?
どれどれ、ふむふむ。
なんでもさいたま市と合併される前に与野市だった頃に作られたデザインで、もう二度と作られることはないとのこと。おお〜!
下を向いて歩いてみるもんですね!
良い子は前を見て歩いてください。
絵柄はやはり桜と鯉のようです。
あさごはん
お腹が空いたのでご飯食べます。
さいたま新都心駅のカフェタマさんへ
マップを見てウロウロするもどう見ても指し示す位置は…線路
???
朝イチで迷ってんですけど!
あきらめモードで移動しようと駅の改札のある2階へ。
そしたら改札の横にカフェタマさんありました。
…やっぱ下ばっか見ていたらダメですね!
朝ごはんはトーストサンドにしました。
ベーコン、チーズ、ほうれん草、たまごと具が盛り沢山です。
もちろんコーヒーも。朝のコーヒーはシャキーンとなるので好きです。
あ、サンドイッチズームインしておきましょうか?
これからお仕事だろうという出で立ちの方々に混ざっていただきました。
美味しくてお腹も満足。ブラックペッパーが効いておりました。
駅前だし、お店の床面積はそう広くはないのだけど、店内はそれなりにゆったりした雰囲気で過ごしやすかったです。ありがとうございました。
埼玉県立近代美術館
さて、さいたま新都心駅から2駅の北浦和駅にやって参りました。
駅から歩いてすぐ、広々とした公園にたどり着きます。
今回のミュージアム・トリップのはじめの目的はコレ!
『ニューヨーク・アートシーン』@埼玉県立近代美術館
ここまで完璧な時間配分で、開館時間の10時5分前到着。
通り沿いに大きな木が生えています。
園児たちがたくさん遊びに来ていて賑やかです。
こんな広々した公園だったらめちゃくちゃ楽しいいだろうなあ。
木に登ったり、木に登ったり、木に登ったり。
ダメ?
ハトと戯れつつ、紅葉を見つつ奥へ。
紅葉というか、黄葉ですね。
やっぱ黄色が好きです。
わたし一人だと特に呑気なもんで、よ〜し開館時間から張り切って入るぞ〜と思っていても、大体10分とか15分とか遅れて入ります。だって何かしら面白そうなものが目についたら見ちゃうじゃないですか。そんなに急いでどこ行くの?
しかしこの日は違った!
なにかとスムーズで、開館時間ぴったりに入館できるミラクルが起きようとしていました!写真を撮りつつ進んで丁度いい。
すごい私!完璧!流石!と脳内で褒めちぎる。
あと十数メートルも行けば入り口。
しかしですね、気づいてしまったのですよ。
園児たちの声の隙間に流れるメロディと水の音に。
ふと右手の方を見ると大きめの人工的な池が。
そして吹き上がる水飛沫!
噴水あるわ
今、どんな噴水を想像していますか?
単調に吹き上がるやつではないですよ。
いわゆるアレです。
ベラージオ噴水!
ご存知ですかね?ラスベガスのベラージオホテルの噴水ショー
ホテル前の大きな池でBGMに合わせて形を変える迫力のある演出です。
宿泊者でなくとも無料で鑑賞できます。
一日に何度もやっているので、機会があればふわっと立ち寄ってみるとよいですね。BGMが変われば噴水の踊り方も変わるので、立ち去るタイミングが難しいかもしれませんね。50mくらい吹き上がるらしい。すごいな。
ホテルの宿泊者はテレビのチャンネルを合わせると、そのBGMを室内で流しながら窓から噴水ショーを眺められるそうです。
ま、ベラージオのホテルに泊まったことはおろか、ラスベガスへ行ったことはないですけど。
そんなこんなで噴水ショーの動画を撮ったりしてたら、入館時刻は10時10分くらいになりました。
はい、いつもどおり
ちなみに噴水の吹上高度は5mくらいかと。
コインロッカー
ミュージアムではコインロッカーに荷物を預けます。大体どこでも100円返却式。大きい荷物は預けてくださいというのが基本ですが、大きい荷物を背負ったままの滞在は修行でしかないので、率先して預けます。
大きなバックパックやスーツケースなどのコインロッカーには到底入らない荷物でも、受付かインフォメーションへ行けば預かってくれます。これは日本でも海外でも同じじゃないかな。
ところで
この埼玉県立美術館のコインロッカーには少し違和感があるのです。
コの字型にロッカーが並ぶ空間で、まあまあ標準的なサイズのコインロッカーです。駅の周辺だと300円位で入れられるサイズ感かな。
扉は中身が見える透明のプラスチック。
開いているところがわかりやすいし、よろしくないものを入れて置き去りにされずに済むでしょうね。
な、なんでしょうね、これは。
時限爆弾?
わかり易すぎじゃね?
これは以前来たときにも入っていたので、常設展示なのかと。
鍵もかかっているし、見るとちょっとギクリとします。
インスタレーションか…
ビビらせないでよ〜
インスタレーションとは
オブジェや装置を置いて、制作者の意図する形でその場所や空間全体を作品とする体験型の表現手法ですぜ
さすがは近代美術館。
すぐ下の38番に入れてみました。なんとなく…
メモを取る人は珍しい?
ミュージアムへ来てメモを取る人って珍しいんですかね。
この日は平日で 空いていました。
いつものように黙々とやっていると、和装の男女複数人が入ってきました。お華かお茶をやっている方たちかな?という雰囲気。適当にバラけて鑑賞されています。
メモ取ってるんですか!?ほ〜!そういう研究されているとか?
見知らぬ土地で見知らぬ人に話しかけられがちです。
いえいえ、ただの趣味ですよ
話しかけられるのは嫌いではないですが、多くの場合不意打ちなのでびっくりします。内心あわあわしていますが、とりあえずニコニコしておくとします。
起業や自分の道を切り開きたい人は、芸術を学んではどうだい?
わたしは特に芸術に造詣が深いわけではありません。
専門的な知識は全く無いし、ある絵を見て何が素晴らしいとかまあ分からない。
なのでキュレーターの解説ありきでミュージアムを楽しんでいます。
キュレーターとは
学術的な専門知識を持って、ミュージアムで研究したり、展覧会を構成したりする人のこと
最近ではWEB上で情報を収集したり発信したりする人のこともキュレーターと呼ぶみたい
私にとってのミュージアムはへ〜!そうなんだ!!!を楽しむ場なのです。それを提供してくれるキュレーターさんや学芸員さんは偉大!!!もうねもうね、同じ作品だとしてもいろんな視点で眺める方法があるんだなってことを学ばせてもらったのです。見たことのある作品でも、違う趣旨の展覧会へ行くとその趣旨に沿った切り口で魅せてくれる。
様々な展覧会が企画されて、ある特定のアーティストを取り上げることもあれば、ある国について取り上げることもある。はたまたある時代について取り上げることもある。オモシロイのはアートとその時代の社会構造はかなり深い関係にあるということ。表裏一体と言ってもいい。
技術革新とともに新たな表現が可能になっていく変遷も面白いし、どの時代を切り取ってもみんな独自性を求めているのが実感できます。つまり進化の過程を眺めているようなものです。
多様性→収束→逸脱→多様性→収束→逸脱→インフィニティ・・・
つまり
まだ誰もやっていないこと
アーティストはこれを常に探しています。
芸術家の視点は世界地図を広げて人類未踏の島を探すようなものだなとよく感じます。その時代をより深く細かく分解して、誰よりも理解しているのだろうなと。芸術家は研究者であり、科学者であり、起業家なんですよ。
まさしくブルーオーシャンの開拓者。
特にこの『ニューヨークのアートシーン』展は、第二次世界大戦〜戦後〜近代と時代が移り変わっていく中で、より自由に表現し、社会に『新しい視点』を提案していくような動きが特に活発にあったのだなということが見て取れました。アートってそもそも人が生み出したものって意味だしね。
芸術を学ぶというよりは芸術から学ぶということだと思います。
何も学校に通わなくたっていいんですよ。
気軽にミュージアムに足を運んでみてはどうですかね。
生活している中での物事の眺め方がちょっと変わってきますよ。
たぶんね。
椅子
そういえば先日こんな記事を書きましたね。
記事の中でも紹介しましたが、埼玉県立近代美術館内には座れるデザイナーズチェアがたくさんあります。オモシロイ形のものもたくさんあるので、座りに行くっていう動機でもいいんじゃないでしょうか。
わたしはマシュマロ・ソファに座ってみたいなあ。マカロンを数珠つなぎにしたみたいなソファですよ。
気になった人はググるでしょ?
予定は未定 -断念した計画-
それはそうと、1つ目の埼玉県立近代美術館が楽しすぎて長居してしまいました。
午前中、とざっくり考えていたのですが、出た時すでに15時過ぎ…おかしいな。
お腹すきました。
ミュージアムの開館時間は、ほとんどが夕方まで。頭の中でスケジュールの再編成をして先を急ぎます。そして残念ながら断念した予定がたくさんありました。それもまた記録。書き出しておきます。
- あげもんや
- 三鷹市山本有三記念館
- 武蔵野美術大学美術館
あげもんや
この後東京へ移動するので、おひるごはんは前から気になっていた高円寺の『あげもんや』へ行ってみようと思っていました。 あまり西側へ行ったことがないので、ここを経由して攻めていこうかという計画でした。
夢は簡単に潰えましたね。また機会があれば。
仕方がない。北浦和駅に向かう間、帰宅途中の小学生にまぎれて歩きました。もう下校時刻なんですね…(遠い目)。朝は気づかなかったけれど、駅に到着すると通りに向いて小さな店が!すい〜っと吸い寄せられて……
あれ!?いつの間に!?
牧場のミルククリームが入ったパイです。昼ごパイ、ゲット
でっか!
パイはパイらしくポロポロ剥がれましたが、ミルクうま!
三鷹市山本有三記念館
次に今回建築物を目当てに行こうとしていたのが、三鷹市山本有三記念館です。
三鷹市と言えば、学生の頃ジブリの森美術館へ行ったことはありますが、こちらは最近知った!
劇作家、小説家として大正時代に活躍した方で、記念館は元々お住まいだったものが三鷹市の文化財に指定されて一般に開放されているようです。
洋館って身近にはないので、大正時代に建てられたこちらへ行ってみたいなと思ったのです。大正時代って亡き祖父が生きた時代でもあるので興味があるのです。
とかなんとか書いていますが、わたし、山本有三氏のことを存じ上げておりませんでした。山本氏はどんな小説を書いたのだろうと調べてみると…
な、なんと吉野源三郎氏の『君たちはどう生きるか』の共著者だったそうです!昨年くらいに漫画化されて話題になったかな。
わたしはこっちの岩波文庫の文庫本を持っています。
今年の春に渡米した時、入国審査の列に並ぶ間に読んでいました。そういえばまだ読み終わっていないな。
昭和・平成に発売されたこれらの書籍には著者として記されていませんが、元々は子供向けの『日本少国民文庫』というシリーズの1冊として出版され、当時はその名が刻まれていたようです。
このくだりはブログの記事に書こうと思って調べて知ったことなんですよね。そう考えると、ただ旅に出て面白かったで済ますよりも、こうして記事にまとめる作業をするのはなんだか意義深いように思えてきます。
自己満足と言う名の。
残念ながらこちらへは行けなかったのですが、また機会を見つけて行こう、そうしよう。記念館は逃げない。
武蔵野美術大学美術館
そしてもう一つ断念したのが武蔵野美術大学美術館です。
前のミュージアムトリップの時にどこかでとっておいた展覧会のパンフレットで知った『助手展』に行ってみたかった。
今回の様に大移動でなければ、もう少し東京界隈のスケジュールをゆったり組めたのだけど。そのうち東京の西側エリアでじっくり過ごすプランも練りたい。てか高尾山も登ってみたいな。
なんとも残念ではあるけれど、新たに知った美術館、開拓したいエリアが見つかったので良しとする。
郵政博物館
これまたひょいっと取っておいたパンフレットで知った郵政博物館が最後の目的地です。そんなわけで押上のスカイツリー駅へ。スカイツリーは未だに登ったことないなあ。 界隈はうろちょろしているけれど。
このミュージアム自体はじめて存在を知ったのだけど、『郵便屋さんの図像学』という企画展が面白そうだなあと、興味が湧いたのです。
図像学とは
その絵や彫刻が何を意味しているのか、どんな意図があるのかを考察する西洋美術史の分野で発展した研究手法のこと
視覚芸術を言葉によって説明する
意味や由来を探る、つまり何を象徴しているのかを考えるということです。
面白そうだ
スケジュール的には行くならこの日しかない。
なんとか滑り込んで、小一時間ほど見ることができました。常設展も普通に楽しい!そして特筆すべきは切手閲覧コーナーの広さ!!!なにここ、すんごい!なんでも120年以上もの歴史あるミュージアムのようで、33万種もの世界中の切手が収蔵されているそうです!
切手切手切手!
こ、これは
じっくり1枚1枚パネルを引き出して眺めたい・・・
切手を展示する博物館は大抵パネルを本棚状に並べた収納庫があって、それを手前にスライドして引き出すと、パネルケース内に収められた切手を閲覧することができます。
こんなに乏しい表現力で伝わるのだろうか…
一番良いのは足を運んでもらうことですね。興味のある方は是非!!!
入館料300円、高校生以下は150円ですよ〜
ただ企画展エリアは奥の方で、常設展にかまけていたら企画展を全部見られなかったのが残念でした。とにかくまた行こう!
記念スタンプはバッチリ押しておきました。
もちろん測量野帳に。
千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス
先程の郵政博物館へ向かう途中、一つ下の階に千葉工業大のキャンパスを発見しました。こんなところにキャンパス?
気になりつつも郵政博物館へと急いだのですが、そちらが閉館後戻ってきてみるとキャンパスの方はまだ30分弱ほど開いている!入ってみるしかない!
キャンパスとは言っても、研究成果の展示スペースで誰でも無料で入場できます。『ロボティクス』『惑星探査』の2つのセクションがあります。どちらも面白そうだ。
わたくし、cometとか名乗っているくらいですから、宇宙とか星とか興味があるのですよ。知識はないですがね。時間は限られていますから今回は『惑星探査』の方へ。
流星観測プロジェクト・メテオ(METEOR)
国際宇宙ステーションの米国実験棟『Destiny(デスティニー)』にカメラを設置して、地球に降り注ぐ流星を宇宙側から観測するという流星観測プロジェクト・メテオ(METEOR)が面白かった。天候に影響されず常時観測できるとのことで、オーロラなんかも一緒に映っているんですよ。地球を周回しながら長期間流星を観測し続けるのは世界ではじめての試みらしいです。
展示は2020年の3月までだったかな。興味のある方はふわっと行ってみては〜?
はやぶさ2
はやぶさ2と言えば小惑星リュウグウ。リュウグウと言えば、人工クレーター『おむすびころりん』ですね。そのはやぶさ2の実物大模型が展示されています。千葉工業大ははやぶさ2に搭載する観測機器類の検討や開発に関わっているそうで、それらの解説パネルもありました。
時間がなくてゆっくり読めなかったのだけど、また行けばいいや。
こうしてまた来る理由を作っておくのも旅を楽しむコツなんじゃないかなあ。
天鉄刀(てんてつとう)
時間ギリギリまで居座ってさあ出ようというところで目についたのが、ショーケースに入った日本刀。なんでこんなところに?
なんでも宇宙から飛来した鉄隕石『ギベオン』を材料として鍛えて作った日本刀だそう。ほ〜!!!日本刀について全然詳しくないけれど、かっこいいということだけはわかる。
日本刀好きの方、宇宙の話に触れながら日本刀も鑑賞できる場所がここにありますよ。なんだか神秘的ですね。
スカイツリー
日も暮れたところで、本日の営業はこれにて終了です。 宿へ向かいますか。
駅へ向かおうとウロウロしていたところ、窓からあるものが見えたので外に出てみました。
クリスマスムードが漂っていますね。
なんで電飾するんだっけ?
てくてく広場へ向かいます。やっぱりね。何人か写真撮ったりしてる。
スカイツリーとクリスマスツリー
おお〜、お星さまの代わりにモンスターボール(ポケットモンスター)が付いとるやないか〜と気になって来てみました。みんなポケモンツリーと一緒に記念撮影しているけど、この構図に気づいているのか!?地面とほぼ90°のアングルでようやく入るよ。
よく見たらスカイツリーのてっぺんにも光り輝くモンスターボール!
あれ、絶対レアキャラ入ってると思う。
浅草牛カツ
さてお腹空きましたね。いっつもお腹空いている人みたいですが、みんなそうではないですか?山やミュージアムを徘徊する時は日中そんなに食べないので、それなりにお腹が空きます。お腹が空いたらそこに食べ物があるってすごい。
この日は夕方にひるごパイを食べたので、いつも行列で気になっていた店に並んでみました。今日なら『待て』ができる!
普段はどこでも並んでいればその時点でスルーしてしまうのですが、まあ一回くらいは食べてみたいな〜と思っていたし、寒かったからか心なしか並ぶ人数も少なめだったのです。
あ!すっ飛ばして料理の写真を載せてしまった。
牛カツ定食です。山かけごはん、めんたいこごはんも楽しめます。
この牛カツ、提供される時点ではレアなんです!
麗しい断面ですね。
これを自分好みに焼いていただきます。
窓から見える炎も美しいよ。
いい感じに焼けたら、わさび醤油や山芋ソースでいただきます。美味しいに決まっている。
もう一度見ておきましょう。
お腹も満足したところで、ホステルへチェックイン。何度かリピートしているホステルなので慣れたもんです。
いつもならこのままのんびりするのですが、今日のわたしは違う。
夜の浅草寺
浅草と言えば浅草寺ですね。『せんそうじ』と読むことを最近知って驚愕しております。知らんかったんかい!
645年創建の東京最古の寺ですね。
ミュージアムの多い上野や墨田に近く治安も良いので、浅草界隈によく宿泊します。そのわりに今まで浅草寺へ行ったことがなかった・・・
日中は観光客でごった返している印象があるし、わたしはミュージアムへ行かなきゃだしで今まで機会がなかったのですよ。牛カツを食べた後、ふと思い立って夜に歩いてみようかという気になったのです。
雷門の前も夜ならばこの通り。日のあるうちは人が途切れることなんてなさそうですが、寒い冬の夜であればこうです。
これが仲見世通りってやつですかい?
夜は見事にシャッター商店街ですが、この閉ざされたシャッターがまた良いのです。お店ごとにシャッターに描かれた趣のある絵が見放題。
ズドーンと伸びた通りがこれだけスカッとしているのは気持ちが良いですね。
さて、一際明るいエリアが近づいてきました。
木の間越しの構図
そう言えば『木の間越しの構図』ってご存知ですか?葛飾北斎の絵によってヨーロッパの画家たちに非常にインパクトを与えた風景の捉え方なのだそうです。
それまでの風景画家たちは見晴らしの良い丘、山頂、岬の先端などの広々と広がる光景を眺められる場所へ行ってそこから見える美しさを描くというのが当たり前。
が、我らが北斎は
平坦な原色使いで、大胆な構図がお馴染み。そして林立する手前の木々をどどーんと描いて、その隙間から見える向こう側の風景を描くということをやってのけた。
なにそれーーー!!!???
って気持ちだったでしょうね。当時見たヨーロッパの人たちは。
ジャポニズムが沸き起こった時代を眺めてみると中々オモシロイです。
わたしも真似して『木の間越しの構図』を…!
…素人がやるとこんなもんです。
普通に撮ったほうがいくらかマシでは…iPhoneだとこれが限界…
おみくじ
さ〜て今年一発目のおみくじを引きますよっと。
お!
おお!これは!
すごい!すべてがうまくいく感!
待ち人は中々来ないらしいですが、誰も待っとらんので先へ行きます。
本殿の明るさ故に逆光になってよく見えないあれはなんだろう?
近づいてみました。
鳩ポッポ…
寒さ故に基本立ち止まらない方針だったので、さっと立ち去ってしまったのですが、なんだか集っている鳩がかわいい。昼間に訪問する機会があったら読みに行ってみよう。
そろそろ戻ろうかと。
来た道を戻るのが最短ルートですが、適当に違う道に入りました。視覚的な感覚だけですが、明るい方へ歩いていくと温かい印象があります。
こちらも商店のシャッターはどこも豪華な絵が描かれています。
ここからでもスカイツリーが見えています。
あ!!!
気づいたらまた!
おかしいな、いつの間に。
頭がひょっこりしているので、こちらからいただきます。
鳴門金時餡、べらぼうに美味い
んで、お腹が温まる。幸せ。
おやすみなさい
さて、帰って寝ますかね。
なんせこの旅は始まったばかりだし。
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