米粒遊歩 〜自由と孤独と本と手帳〜

旅のあれこれを手帳に書き残すように。

【山の日】立山三山縦走

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燕岳〜大天井岳を越えて、常念小屋を目指したのは2019年の夏。

 

あの頃は、世の中の状況が変わって、引きこもり生活になるなんて思っていなかった。あれから3年。今でこそまだ油断はできないけれど、滞った何かを吹き飛ばすこともそろそろ必要ではと、雲の上まで行ってきた。

富士の折立から臨む黒部ダム

行き先は『立山黒部アルペンルート』で名の知れた『立山』。

日本で3000mを超える山に登ったのは、これが初めてだ。

ついでに言うと『山の日』に山に登るのも初めてである。

瓦礫の山のような『富士の折立(2999m)』

 

高山植物はまさに開花期ど真ん中。山肌や岩の隙間に生えるあらゆる植物たちが、大層色づいていた。

岩場に生えるリンドウ

地上に居てはお目にかかれない顔ぶれに逢えるのも、夏山登山の醍醐味である。

色んな種類の高山植物

立山の麓は薬の町、富山。
これだけ植物に溢れていれば、有用な植物に恵まれるのも必至のことだっただろう。

トリカブト(生薬名は『附子(ブシ)』)もさり気なく、いや当たり前のように生えている(植物の写真3枚目・左)。

一面のチングルマ花畑

お気に入りの高山植物『チングルマ』もあちこちで、色んな姿を見せてくれた。

 

縦走の軌跡

縦走とはいえ、ぐるっと一周して元の場所に戻ってこれるルートも面白く、アクセスしやすい。

【山の日】立山三山縦走 / 米粒遊歩さんの真砂岳(富山県)別山(富山県)立山(雄山)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

特別天然記念物の雷鳥の親子にも逢えたし、雨に打たれたり風に煽られたり眺望が晴れたりと目まぐるしく移り変わる山の諸行無常にも触れられたし、色々と洗い流された山行きだった。

雷鳥(親)

 

久しぶりの山行きだったが、学ぶことも多かった。

以降の記事でこの旅をハイライトしつつ振り返ってみたい。

眼下に広がる雷鳥沢とみくりが池界隈